前回コラムまで複数回にわたって住宅塗り替え工事におけるケレン作業から塗装工程までについてお伝えしました。
いったん塗装についてはひと休みして、今回から塗料の移り変わりについてお伝えしたいと思います。
30数年前、筆者が新人の頃の塗装現場は周囲に強烈な臭気を発しているのが普通でした。
しかし今はどうでしょう。昔ほどの臭気を発している現場は少なくなったと思いませんか。
では何が変わったのでしょうか?
塗料の移り変わりを時代で追っていくと乾性油のボイル油(ペンキ)の定着から、合成樹脂の時代に入り、有機溶剤を溶媒とする塗料へと移り変わりました。20世紀後半になると、環境問題への関心の高まりもあって有機溶剤の削減が最重要課題となりました。
より環境負荷が少ない弱溶剤や水を溶媒とする塗料に変遷し、臭気も低減してきたということです。
次回は現在の塗料についてお伝えしようと思います。






