今回のコラムから、塗料の移り変わりについてお伝えしようと思います。
現在使用されている塗料は、人体や環境に対して優しい材料設計となっています。
戦後、国内では1950年代の高度成長期と相まって、合成樹脂塗料が大量に普及し始めました。合成樹脂の登場で塗料の性能が向上した反面、有機溶剤を大気中に排出するようにもなりました。1970年代に入ってから、高度なポリマー技術による。
※NADやエマルジョン塗料(水系塗料)が台頭。
1950年から合成樹脂の生産量が5年毎に倍増傾向で、塗料メーカーから各種合成樹脂塗料が開発上市され全盛期を迎えます。1990年には国内の塗料の年間生産量が220万トンに達しピークを迎えたようです。
それ以降は環境規制の影響や高度成長も落ち着き、生産量は緩やかに減少しているようです。そうした中溶剤系と言われる塗料が減少する一方で、水系塗料や粉体塗料は増加傾向になってきています。
※NAD:弱溶剤を溶媒に樹脂を粒子化し分散。水性塗料と溶剤塗料の長所を併せ持ち非水分散型塗料と呼ぶ。
2026.03.14





